大麻を使用する若年層(10代)は(うつ病)の発症リスクが高まるようです。
つい先日、イギリスのロイター通信で発表された情報があります。
それは若年層(主に10代)で大麻を使用する人は、成人初期にうつ病や自殺願望が高まる可能性があるとの内容。
アメリカ、カナダ、イギリスでの10代若者で大麻利用者のデータを追跡、分析した結果、精神疾患との相関性が認められたようです。

10代などの脳がまだ成熟しきってない層は大麻利用には注意が必要とのこと。
若年層には十分な注意喚起が必要ですよね。
大麻使用の若者、うつ病や自殺願望リスク高い=専門家調査
[ロンドン 13日 ロイター] – 10代で大麻を使用する若者は、成人初期にうつ病や自殺願望の発症のリスクが高まることから、親や医師はこのリスク意識について喚起すべきだと、科学者らが13日発表した。
米国、英国、カナダの10代で大麻を使用した若者の間の精神疾患に関するデータの分析によると、大麻の使用を排除すれば、青年期のうつ病の約7%が回避できる可能性がある。
この調査を主導したオックスフォード大学の精神医学教授、アンドレア・チプリアーニ氏は「大麻の悪影響の度合いはまちまちで、10代の若者1人1人について正確なリスクを予測することは不可能だが、若者の間での大麻使用のまん延は、深刻な公衆衛生問題である」と指摘した。
大麻は娯楽用薬物として世界中の10代の若者に最も広く使用されている。研究者によると、大麻の使用を排除すれば、うつ病を発症する18─34歳の人口が米国で推定40万人、カナダで2万5000人、英国で約6万人それぞれ減少する。
チプリアーニ氏とカナダのマギル大学の研究者らが共同で行ったこの研究は、精神科専門誌「JAMAサイカイアトリー」で発表され、これまで最も優れたエビデンスを集めた系統的な分析となった。

大麻使用については賛美両論ありますよね。
確かに若年層については体内のカンナビジオールも豊富なので、ある意味過剰摂取となってしまうなら心身には逆効果となると思います。
しかし年齢を重ねるにつれ、ストレスが多いほど、体内のカンナビジオールは自然と減少していきます。
人は自分で体内でカンナビジオールを作れないですから。
だからこそ自然、植物から取り入れてカンナビジオールを摂取する必要があるのです。

大麻成分のCBDを摂取する方法以外で「うつ病(鬱)」に効果的で自分で出来る方法って何があるのでしょうか?

いろんな方法がありますが、初期や軽度なら薬に頼らずセルフで対応してしまうのが一番でしょうね。
・生活リズムを整える
毎日決まった時間に家を出る、決まった時間に起床する、決まった時間に排便する、決まった時間に食事する・・などの生活リズムを調節すること
・前向きな態度、言動、行動、運動を意識してやってみる
いまより遠い将来、未来のことではなく「明日はショッピングに行ってみよう」といった明日のことだけを考えたり、楽しかったことなどの過去の明るいポジティブな記憶を思い出してみる。そしてより効果的なのがウオーキングや散歩、ジョギング(ランニング)です。
うつ病の患者となる診断基準は、下記のような症状が、ほとんど一日中ずっとだったり、ほとんど毎日レベルでこれらの状態が2週間以上続くことを指します。
診断基準:レベル1
- 気分の落ち込みがあり憂鬱な感じ
- 好奇心が失われ、何をしても面白くない
- 喜びがなく感情があまり無くなる
診断基準:レベル2
- 睡眠の異常で寝れない、寝付けない、またはその逆
- 食欲不振・性欲がない、またはその逆
- そわそわする、体が重い
- 疲れやすい
- 自分を責めることが多い
- 思考力や集中力が低下
- 死にたいと思う
これらのうち診断基準のレベル1のいずれか1つを含み、診断基準レベル2の6~7つの症状が当てはまる場合を中度うつ病、8つ以上当てはまると重症と診断されます。しかしあくまでも目安であり、症状の数だけで重症などの度合いを判断することはできません。
上記に当てはまる症状の数が少なくても「死にたい」との言動が強く出ている場合には注意が必要になります。適切な治療を受けるためにも専門医による正しい診断を受ける必要がありますね。
また、家族や友人など周囲の人たちからの「頑張ってください、頑張れ!」という励ましは、本人には全くの逆効果となりますので注意が必要です。
頑張れない自分を責めてしまうのですね・・。
うつ(鬱)状態とは、人間の脳の異常が引き起こしている・・。
この定説がさまざまな研究の結果、とても真実味を帯びています。
うつ(鬱)とは脳の病気であるということは医学界でも常識になっています。
よく知られているのが、記憶や認知能力に影響する脳の部位のひとつである海馬(かいば)に関すること。うつ病で苦しむ患者の脳は、この海馬の大きさが標準以下であることが多いと判明しています。
そして私たちの脳には、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンと呼ばれる、うつ病や不安障害、強迫障害などを発生させたり、影響を及ぼすような神経伝達物質システムがもともと備わっています。
これらセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンは人間には必要なものであり、きちんと意味のあるものなのですが、その神経伝達物質のバランスが崩れると影響が悪い方向に出てしまう(=鬱など)ことがあるのです。
CBDカンナビノイドは、セロトニン受容体を通して細胞と細胞の間の伝達信号を増やすことができると言われています。そうすることで不安感やうつ状態を軽減させることが出来るのです。
スペインで行われた動物実験で、CBDカンナビノイドがセロトニン5-HT1Aレセプターの伝達を改善した結果が発表されています。またブラジルでは、不安障害に苦しむ患者へ二重盲検試験を実施した結果、CBDオイルを使った患者の不安症状が大きく減少していることが証明されました。

CBDには多くの人々に役立つ効果が見られ、つらい症状の緩和につながることが多いという結果に。
たくさんの医療関係、医療研究者などが実験のうえ証明しています。
また、先ほどの海馬(かいば)は、人間の認知機能、記憶などに大きな影響を与えますが、大麻(CBD)は、その海馬のはたらきを促すニューロン(脳神経細胞)の再生を促進することで有名です。
マウスを使った動物実験で、CBDオイルの定期的摂取が海馬のニューロン(脳神経細胞)の再生を促し、うつ病などの治療に効果的となることが判明しています。
CBDオイルが多くの精神的症状、不安、鬱などに有効であるのでは?と言われている理由は、下記の3つが主な要因です。
○安全、安心であること
○抗不安の特性を持っていること
○眠りが深い、眠りを誘う特性を持っていること
そしてCBDオイルは下記のような症状を持つ人に多く利用されているそうです。
- 強迫性障害
- 軽度~中度のうつ病(鬱)
- パニック障害
- 社会恐怖症
- 不安障害
- トラウマ

実際にCBDオイルを舌の裏に適量を滴らして眠ると
ぐっすり眠れることが多いように感じます。
眠りは脳機能を回復させるので、確かに脳に良い影響がでてくる可能性はありますよね。

そうですよね。
でも自分だけで判断するのが必ずベストだとは思いませんので
きちんと医師の診察を受けることも重要だと思いますね。

もちろんです!
CBDカンナビノイドは、うつ病などにも大きな可能性がある、とは言えると思いますが、まずはきちんとした専門医に的確な治療について相談することが大事だと思います。

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