世界では大麻の合法化が加速しているようです。
今までもOasis Leaf におきましても世界の各国について大麻合法化に関する記事を取り上げてきました。

アジア圏でも韓国をはじめとして医療用を中心に大麻合法化の動きも活発化してきているようですね。
しかもタイ食品加工業者協会(TEPA)では、食品への添加も求めていくのだそう。新しい健康食品産業の育成につなげていくことも目的としているようです。

医療用の大麻を解禁する声も多くあったのでしょうか?
タイ政府は将来的なビジネス収益での目論見もあるようにも感じますね。
食品添加もOKとするということは健康食品産業へ力を入れるという表れかもしれませんね。

そうですね。
アメリカやカナダをはじめとする各国でも大麻チョコレートや大麻キャンディなど大麻成分(CBDなど)を添加した食品や健康食品が人気ですからね。
しかも大麻(マリファナ・ヘンプ)が添加された食品は通常の価格より2割から3割ぐらい高いものが多いです。
栽培する農家も収入源が増えるのが嬉しいはずですし。
そもそもタイ国では、大昔のアユタヤ王朝時代(14~18世紀)に伝統薬として大麻の利用がされていたようです。
ハーブと同じく、薬草として利用されたりしてきた歴史があります。しかし、それが麻薬汚染の蔓延とともに姿を消し、法律で大麻の生産や取引が厳しく規制をされてきたのです。
2019年3月の総選挙において、大麻自由化を掲げた「プームヂャイタイ党」が大きく勢力を伸ばしたことも解禁への追い風になっています。
プームヂャイタイ党は、産業界に強い影響力を持つ地方の有力政治家らが結成した政党で、今後のタイでも有力とみられています。
※追記情報※
ブルームバーグ配信のニュースによるとタイ副首相で保健相でもあるアヌティン氏が医療用大麻の普及拡大・家庭での大麻栽培を進める方向であることを説明しました。
タイは医療用大麻産業を自由化するため法改正を急いでいる。アヌティン副首相兼保健相が13日述べた。
アヌティン氏はバンコクでの講演で、法改正で医療製品の供給を増やすため大麻6種類の家庭栽培が認められるようになると説明。家計を潤す手段を与えることにもなると語った。
「マリフアナの医療用の使用を自由に認めるための法改正の過程にある」と述べ、「タイの一般世帯にとってマリフアナが主要な農作物の1つになるとの強い確信がある。法改正を加速しているところだが、プロセスが残っている」と話した。
タイは昨年、東南アジアで初めて医療用大麻を合法化した国となった。
ただ大麻の所持にはまだ重い刑罰が伴い、一般世帯が栽培できる状況にない。
現在、医療用大麻が合法化されている国は、カナダ、オランダ、英国、アメリカ、ウルグアイ、オーストラリア、ニュージーランドなどを中心に約30ヵ国になっています。
アジア圏ではフィリピンが2016年に医療用大麻を解禁し、シンガポールやインドでも解禁を探っているとも言われています。また韓国も医療用マリファナを合法化した東アジア初の国となっています。
そもそも医療用大麻(医療用マリファナ)のビジネス規模は、年間555億ドル産業と言われており、魅力的なビジネスチャンスを逃すことになるとのことで、多くの国々が出遅れまいとスピードを加速し始めているのです。
特に中国は昔から麻栽培が盛んであり、1950年代から多くの麻の育種栽培の研究がされていました。
中国の麻栽培の分布は、黒竜江、吉林、遼寧、河北、山西、山東、安徽、河南、甘粛で、毎年2~3万トン生産されており、実は世界で最も栽培されているのです。
(※中国では大麻のことを、東北の方では銭麻、山西では火麻、安徽では寒麻、甘粛では湖麻、雲南では雲麻と呼ばれているそうです)
2007年から軍の漢麻資材研究センターとアパレル業界No1であるヤンガー・グループが出資し、漢麻産業投資控股有限公司が設立されて、最新鋭の紡績工場を新設し、2011年から年5000トンもの麻(繊維)を生産しているのです。

国を挙げて産業育成として大麻栽培を昔から実施しているのが中国なのですね。
私たちの体には、エンドカンナビノイドシステム(ECS)という体の恒常性を保つために働きかける調整機能があります。
このECSによって、食欲、痛み、免疫調整、老化、神経保護、認知と記憶などを調整しているのです。
ECSは内因性カンナビノイドと結合するカンナビノイド受容体で構成されています。カンナビノイド受容体にはCB1とCB2と2種類あり、CB1は主に脳を構成する中枢神経、CB2は免疫系の細胞にあります。
ストレスや老化によりECSの機能は低下し、内因性カンナビノイドが欠乏し、様々な疾患につながることがわかっています。
大麻成分であるカンナビジオール(CBDなど)を摂取することによって、不足しているカンナビノイドを補い、ECSの機能を活性化することができるのです。
ちなみにカンナビジオールは、ヘンプ・麻に含まれている植物性カンナビノイド(フィトカンナビノイド)のひとつです。
大麻(ヘンプ・マリファナ)に含まれる植物性カンナビノイドは、未だ全容が解明されていないものの114種類あるとも言われています。
その植物性カンナビノイドの中でも最もよく知られているカンナビジオールは、潜在的な可能性を秘めた天然化合物として世界中で注目を集めています。

カンナビジオールの研究も1980年代から始められ、人間の心体に有効であるということが、かなり解明されつつあります。
CBDが世界で普及していることにも理由があるのですね。

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