大麻栽培の土壌が広がっていることと連動するように、国内での大麻関連の摘発は増加の一途をたどっている。警察庁によると、大麻や覚醒剤など違法薬物の昨年の摘発件数は1万9480件と、平成24年の1万9116件から横ばいで推移。一方で、大麻に関する摘発件数は24年が2220件だったのに対し、昨年は6900件と3倍以上になり、違法薬物全体に占める割合は3割超に達した。