大麻ビジネスの将来性に以前から目をつけていた人物は誰?
アメリカ、カナダ、イギリスやヨーロッパなどでは、大麻(ヘンプ)の効能効果に目をつけて早々と投資、起業などで成功している人物や企業がたくさん存在しています。
このような成功事例はグリーンラッシュと呼ばれており、昔のアメリカで起こったゴールドラッシュをなぞって、そう呼ばれています。
アメリカでは、PayPal(ペイパル)の創業メンバーでPayPalマフィア(Paypalの成功後に様々なビジネスに投資したり起業して成功したメンバーの総称)のひとりでフェイスブック(Facebook)への投資をいち早く行ったことでも有名な「ピーター・ティール」氏も大麻ビジネスに以前から投資しています。

ピーター・ティールは確か前の大統領選挙でトランプ氏を支援し、多額の献金をしたことでも有名な人ですよね?
ビジネス界では投資家としてすごく有名な方だったはずです。

そうなんです。
著書「Zero to One (ゼロ・トウ・ワン)」を書いた方です。
彼の先見性には目をみはるものがありますね。
なんと、すでに数百億を投資していると言われています。
彼は大麻(マリファナ)の将来性に以前から目をつけていて
早くから投資をしていたのですね。
大麻業界のスティーブ・ジョブズとも言われているのが「ポール・ベンハイム」です。彼は若い頃に世界中を旅しており、大麻の可能性と将来性を知ったそうです。 ヨーロッパ放浪後に、大麻(ヘンプ)食品の会社を起業しました。
そして大麻が含まれた食品のシリアルバーを販売し、成功。オーストラリアで様々な大麻製品(ヘンプ製品)を作り、食品や化粧品など多岐に渡るものを製造販売しました。またオーストラリアのバイロンベイに専門工場を作って品質の良い大麻をみずから選んで加工し、世界中に向けて販売をし、CBDオイルも2013年に販売開始しました。
ポール・ベンハイム氏は、イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、スロベニア、チェコ、リトアニア、ポーランド、ハンガリー、韓国、タイ、インド、中国、カナダ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどでヘンプ産業に携わり、世界規模での産業ネットワークを築き上げてきており、販路も順調に拡げてきたようです。
高品質なヘンプ製品、CBD製品などを中心に順調に業績を伸ばして、ついに2017年11月にオーストラリア市場で株式を上場しました。
この会社は高品質なCBDオイルを製造していることでも有名な「エリクシノール社」です。

日本国内でも前々から展開しており、ヘンプシードやCBDオイル、サプリメントなどを販売しています。
特に最近では、ホホバオイルをベースにペパーミントとCBDオイルをブレンドしたロールオンオイル「CBDレスキューロールオン」などは、オシャレな雑貨・美容健康のお店コスメキッチンで販売されたりしています。

エリクシノール社は、東京の青山で地下鉄構内に大きな広告を掲載したことでも話題になったりました。
大麻(ヘンプ)ビジネス企業の大々的な広告に対して、その掲載にOKが出たことが画期的であったそうです。
アメリカでは大麻(マリファナ)のデリバリーサービスを行なっているCalivaが予想を超えて7500万ドルもの資金調達を行なったことで話題になっています。
Calivaは2018年の1年間で前年比350%もの売り上げを伸ばしており、440人を超える社員を抱え、カリフォルニア州内に二つの事業所があるそうです。
現在の小売業ビジネスだけでなく近々に卸売にも進出する模様。今はCalivaが経営しているドラッグストアやカリフォルニア州にある一般的な薬局、ネットなどで販売をしているのだそうです。
この会社にはyahooの元CEOやバスケットボールのプロ選手なども投資をしており、投資したい有名人やスポーツ選手、セレブな著名人などが手を挙げているのだそうです。

ある意味、大麻ビジネスバブルっぽいですよね・・。
大麻スタートアップ企業がそれだけ著名人や多くの人々から
注目されているってことですね。
投資家が大麻産業にお金を投下することで、世界的な合法大麻産業の市場規模は2018年に122億ドルまで急騰し、大麻に関するリサーチ企業ArcViewGroupのデータでは、2019年はさらに38%成長し169億ドルに市場規模が膨れ上がると想定されているそうです。

2017年での大麻市場規模が95億ドルでしたので、
すごい成長率ですよね。。
まさに大麻バブル!??
アメリカのラスベガスでは毎年「マリファナ・ビジネスカンファレンス・エキスポ」と呼ばれている大麻ビジネスの展示会が開催されています。
前々から開催をされていた催しなので、娯楽用の大麻(マリファナ)がメインでしたが、近年はビジネスの展示会として多くの人で賑わっているそうです。
アメリカを中心として、2019年以降もこのようなマリファナ展示会は数多く開催される予定で、さまざまな国からビジネスマンが訪れることでしょう。
特にカナダで嗜好用の大麻が合法化されたり、カリフォルニア州が嗜好大麻を合法化したりといった流れがあったので、特にビジネス的にも注目されており、大麻展示会、大麻エキスポが急増しているのだそうです。
日本では1948年に大麻取締法が制定されて、大麻の所持・売買・栽培などは一切法的にNGとなりました。覚せい剤と同じ扱いに指定されており、芸能人なども大麻所持で逮捕されるといったニュースがよくTVでも流れたりしています。
しかし世界に目を向けると、医療用大麻の合法化、主に医療用での大麻の普及は着々と進んでおり、先ほどのカナダやアメリカの一部の州をはじめとして嗜好大麻までも合法化するような流れがあります。

世界保健機関(WHO)から大麻(マリファナ)の効果効能を
見直すような表明も出ていますね。
最近の研究では、大麻には「がん細胞」を縮小させたり、抗がん剤などの苦痛を和らげてくれたり、認知症やてんかんの治療にも効果のある成分が含まれていることも科学的に証明されたりしています。
当然ですが、ピーター・ティールなどの著名な投資家たちがこれを見逃すはずはありません。
なので、資金も大麻スタートアップ企業などにも投下され、グリーラッシュが特にアメリカを中心に始まっているのです。
日本ではまだまだCBDといっても知らない人が多いですし、大麻というだけで嫌悪感を示す人も多いのが実情です。
大麻=悪という図式が根付いているとも言えます。まだまだ日本で受け入れられるには時間がかかると思いますが、特に医療用大麻などは、苦しんでいる患者さんに対して、希望すれば適切な医療体制のもとで使用できるようになれば良いと切に感じます。
嗜好大麻や娯楽大麻については、きちんとしたルール、法での縛りなどが無いと社会的に大きな影響が出る可能性がありますので、まずは諸外国のように医療用大麻から検討するべきとも思います。
ITでの分野でも、日本はアメリカの GAFA(Google,Apple,Facebook,Amazon)に大きく遅れをとり、世界的にビジネスの主流を抑えられているイメージがあります。
同じく大麻(マリファナ)ビジネスでも、変化を受け入れる柔軟な姿勢と心を持たず、大麻ビジネスの起業家を生み出すことを良しとしなければ、ITと同様に海外の企業にシェアも全て奪われていくことでしょう。

日本は世界でもいち早く高齢化社会を迎える国です。
健康産業は大きなビジネスですが、そこにアメリカをはじめとする企業が押し寄せてくることは明白。
これからどうなるのでしょうね・・。

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