新型コロナウイルス(COVID-19)の感染抑制に大麻(マリファナ)が効果的であるとカナダの研究所が発表しました。
2020年5月21日にカナダのニュースサイト「Complex」にて下記の記事が掲載されました。
ちょっと驚きのニュースでしたのでピックアップしてみましょう!

カナダは下記の記事でご紹介したとおり、大麻(マリファナ)の嗜好品としての利用でも合法化が進んでいる国です。
大麻(マリファナ)が多少なりとも人々にとって身近な存在となっている背景はありますね。

Complexによると、マリファナが新型コロナウイルスの感染予防に効果的であるとする研究結果が、カナダのアルバータ州の研究者によってPreprintsというプラットフォーム上で発表されたそうです。
下記の記事がその原文記事になります
Cannabis Could Help Fight COVID-19 Infection: Canadian Study
Scientists searching for ways to reduce the threat of COVID-19 may be getting an assist from the cannabis industry.
The novel coronavirus, which has kept much of the world at home on their couches for the past few months, doesn’t have a cure or a vaccine. But researchers in Alberta have found that the nation’s favourite plant might hold a secret to help curb the spread of the virus.
The study was published on Preprints, an online platform dedicated to getting research out there, and while it hasn’t been peer-reviewed, the preliminary finds are intriguing to say the least.
Researchers at the University of Lethbridge looked at over 400 Health Canada-approved THC- and CBD-dominant strains, and found that 13 of them—particularly sativas high in CBD—can down-regulate the protein receptor ACE2, which is targeted by the coronavirus in the mouth, lungs, gastrointestinal tract, and elsewhere in the body.
“Given the current dire and rapidly evolving epidemiological situation, every possible therapeutic opportunity and avenue must be considered.”In other words, because some weed strains interact with the same receptors COVID-19 would, consuming them may reduce your chances of contracting the virus. And not in an insignificant way, either: the study suggests some strains were able to reduce virus receptor activity by as much as 73 percent.
But before you roll a celebratory fatty, keep in mind that the study has yet to be peer-reviewed—a critical step in the validation process—and that scientists haven’t even tested the process on humans.
The existing research was performed on artificial 3D models that mimic parts of the body that are impacted by COVID-19, like airways and intestinal tissues. At this point, there’s no way of knowing for sure whether these strains of cannabis that worked on the 3D models in a lab would act the same way on real people.
Researchers do point out that these certain strains, especially when taken as an easy-to-consume and more cost-effective oral product like an oil or mouth spray, could be used as part of a prevention plan to help limit the spread of infection. So, it’s not a vaccine, but it could help.
“The extracts of our most successful and novel high CBD C sativa lines, pending further investigation, may become a useful and safe addition to the treatment of COVID-19 as an adjunct therapy,” said the study’s lead researcher, Dr. Igor Kovalchuk. “Given the current dire and rapidly evolving epidemiological situation, every possible therapeutic opportunity and avenue must be considered.”
With the cannabis industry currently experiencing a financial pinch, however, funding for the required follow-up science has yet to be secured.

いつものようにGoogle翻訳にお願いしましょう!
(翻訳)
Title:大麻は新型コロナウイルス(COVID-19)感染と戦うのを助けることができる(カナダの調査)
COVID-19の脅威を軽減する方法を模索している科学者は、大麻業界から支援を得ている可能性があります。
過去数か月間、世界中の多くの地域でソファーを自宅に置いてきた新しいコロナウイルスには、治療法やワクチンがありません。しかし、アルバータ州の研究者たちは、国のお気に入りの植物がウイルスの蔓延を抑制するのを助けるために秘密を保持しているかもしれないことを発見しました。
この研究は、研究を広めるための専用オンラインプラットフォームであるPreprints に掲載されました。ピアレビューは行われていませんが、予備調査結果は控えめに言っても興味深いものです。
レスブリッジ大学の研究者らは、カナダ保健省が承認した400以上のTHCおよびCBD優性株を調べ、そのうち13株、特にCBDが多いサティバが、コロナウイルスが標的とするタンパク質受容体ACE2をダウンレギュレートできることを発見しました口、肺、消化管、および体の他の場所。
「現在の悲惨で急速に進化している疫学的状況を考えると、考えられるあらゆる治療の機会と手段を検討する必要があります。」
つまり、一部の雑草株はCOVID-19と同じ受容体と相互作用するため、それらを消費するとウイルスに感染する可能性が低くなる可能性があります。そして、取るに足らない方法ではありません。この研究は、いくつかの株がウイルス受容体活性を73パーセントも低下させることができたことを示唆しています。
ただし、お祝いの言葉を書く前に、この研究はまだ査読されていないこと(検証プロセスの重要なステップ)であること、および科学者はそのプロセスを人間でテストしたことがないことを覚えておいてください。
既存の研究は、気道や腸組織など、COVID-19の影響を受ける体の部分を模倣した人工3Dモデルで行われました。現時点では、研究室の3Dモデルで機能したこれらの大麻株が実際の人に同じように作用するかどうかを確実に知る方法はありません。
研究者たちは、これらの特定の菌株は、特にオイルやマウススプレーのような消費しやすく費用効果の高いオーラル製品として摂取される場合、感染の拡大を制限するのに役立つ予防計画の一部として使用できることを指摘しています。だから、それはワクチンではありませんが、それは役立つかもしれません。
「私たちの最も成功した新規の高CBD Cサティバ系統の抽出物は、さらなる調査が行われるまで、補助療法としてのCOVID-19の治療に有用かつ安全な追加になるかもしれません」と研究の主任研究者であるイゴールコヴァルチュク博士は述べた。「現在の悲惨で急速に進化している疫学的状況を考えると、可能なあらゆる治療の機会と手段を検討する必要があります。」
しかし、現在大麻業界が財政危機に瀕しているため、必要なフォローアップ科学への資金はまだ確保されていません。
要約すると、THCとCBDを含む400以上の大麻を調査し、そのうち13品種のうち特にCBDを多く含むサティバ種において、肺や消化器官などでCOVID-19の標的となるタンパク質受容体ACE2を抑制することを発見した・・ということですね。
特にサティバなどの品種で大麻(マリファナ)をオイルやマウススプレーなどによる経口摂取(口から取り入れる)することで、新型コロナウイルスに感染するリスクを減らせるというものであるとのこと。



もちろん、だからと言って本当に大麻(マリファナ)が新型コロナウイルスの感染予防に効果的なのかどうかは、まだ??という印象はありますね。
下記の記事でも記載したようにCBDが犬のコロナウイルスに効果的であるという事実もあるようなので、大麻(マリファナ)やCBDについては新型コロナ対策としても期待はできそうではありますよね!

また同じニュースサイトの記事でカナダの大麻業界も新型コロナに対して対策や支援をしているとご紹介されていました。
そのニュースサイトの記事内容も一部ご案内します。

大麻産業のメーカーなども続々とCBDなどを医療従事者に無償で寄付したりしている模様ですね。
過酷で大変な仕事をされているのでCBDを使って眠りの質を上げたり、疲労回復や精神面と体のケアができることはとても素晴らしいことだと思います!
How Cannabis Companies Are Offering Support During the COVID-19 Crisis
最前線の人々をサポート:医療に携わる人々や必須労働者への支援
精神的な不安や炎症からの解放を目的に、カンナビジオール(CBD)製品を開発している複数のブランドが最前線の医療従事者をサポートすることを目的に無償で商品を提供しているとのこと。
医療に携わる人々は、予期せぬ状況やストレスを抱えながら、痛みや疲労状態での長時間労働状態であり、ウイルスからの保護も完全でなく、非常に強い不安に駆られながら仕事に取り組んでいます。
Papa&Barkleyは最近、800を超えるCBD製品のサンプルをDonate Beautyに寄付しました。Donate Beautyでは、医療従事者ができるだけ多くの病院やヘルスケアセンターでセルフケア製品にアクセスできるようにすることを目的としているサイトになります。
また、Tricolla FarmsなどのHempブランドもヘンプ由来のCBDの無料サンプルを医師、看護師、医療専門家に送るキャンペーンを開始。彼らは20,000ドル以上の製品を寄付しています。
また、小売業者への支援も当然のごとくしていますし、イベント、大麻フェスティバルなどが開催できなくなっていますので、オンライン会議を立ち上げしたりしているそうです。
「大麻業界について私が気づいたことの1つは、危機において非常に優れていることです」「私たちは集まり、迅速に対応し、製品を必要とする人々や家族のニーズを最優先します。」との大麻産業に関わる人々のコメントが各所で聞かれたそうです。
日本でもこの大変な時期に医療従事者の皆様や、保健所で働く公務員の方々、スーパーやドラッグストアなどの生活必需品を扱うお店などで働く方など、非常にたくさんの方々が新型コロナウイルスの感染リスクを背負いながら一生懸命働いて頂いています。
日本でもより一層多くの人々にCBDの良さが理解される状況となれば、このような非常事態にもCBDが活躍できるのではないかと思います。
そういえばホリエモンが東京都知事に立候補する!?みたいなニュースも昨日ネットで流れていましたが、公約のなかに大麻解禁との条項もありましたね。
日本も大麻解禁という世界の潮流に巻き込まれていくのでしょうか・・・?

嗜好大麻の解放はまだまだ理解はされない部分も多いと思いますが、医療用の大麻については海外での事例もございますので、もし解禁されると、現在病気で苦しんでいる人も、それによって救われる・・なんてケースも増えるかもしれませんね。
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