何かと話題のCBD(カンナビジオール)製品。
最近はCBDオイル、CBDリキッドやパウダー、CBDクリーム、CBD化粧品にとどまらず食品、飲料、お菓子などさまざまなCBD商品が販売されています。アメリカやカナダではCBD入りの飴、湿布、入浴剤、マスカラなどもあるようです。
大麻に対して法的にも厳しい日本ですが、THCが含まれておらず精神の活性成分がないCBD製品は合法的に使用できるため人気も急上昇しています。
なかでも、雑誌やWEBなどでよく目にすることも多く、人気も高いのが「CBDオイル」。
でも、初めてCBDオイルを買ってみようかな・・と検討している方は、どうやって取り入れたらいいの?といった素朴な疑問が湧いてくるはず。
そこで今回は完全保存版・CBDオイルの使用方法や選び方についてお伝えできればと思います。

まずはCBDについて駆け足で理解しましょう!
「THC(テトラヒドロカンナビノール)」は人間の精神に変容や影響を与えることが研究のうえ判明している物質で、世界中で使用も保持も禁止されているケースが多いです。いわゆる多幸感・精神的にハイとなる物質なので保持利用禁止を受けているのです。
一方で、植物性カンナビノイドのなかで薬理効果の有効成分として活用できると多くの人々から注目を集めているのが、カンナビジオール(CBD)です。
私たち人間の体内には、エンドカンナビノイドシステムと呼ばれる体のバランスを維持する恒常性(ホメオスターシス)生理学的システムがもともと備わっています。
このエンドカンナビノイドシステムは食欲、痛感、免疫、睡眠、認知機能などの人間の生理機能を調節しており、体内にはカンナビノイドとそれを受け入れる受容体が存在しています。
人間はストレスや老化により、体内のエンドカンナビノイドシステム機能が低下していきますので、徐々に体内のカンナビノイドが欠乏していきます。その結果、様々な病気や疾患につながることがわかっています。
大麻草からとれる成分「植物性カンナビノイド」の一種であるCBD(カンナビジノール)を摂取することが「カンナビノイド」の代わりとなり補ってくれるので、エンドカンナビノイドシステム機能を活性化することができ、私たちの健康に貢献してくれると言われています。
昭和23年に施行された大麻取締法の条文によると下記の記載があります。
・大麻取締法 第1条
「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。
大事なところですが、大麻草の茎と種子はセーフであると定義されています。それ以外の花や葉っぱなどはNGということになりますね。
CBDオイルには、基本的には大麻草の花や葉などに含まれるTHCが存在していませんので、安心できると言えるでしょう。
CBDオイルは液体タイプが多いのが特徴です。これらの製品は小瓶にスポイトが付いています。瓶をよく振ってからスポイトでCBDオイルを吸い出し、直接舌の下に適量を垂らしたり、またはドリンク、食べ物などに混ぜたりして使用できます。
またペーストタイプもあります。これは指先やスプーンにとって直接口に入れる方法が一番簡単な方法です。
結晶タイプもございますが、そのまま舐めるよりは飲料や食べ物に混ぜる方が使いやすいでしょう。
サプリメント錠剤タイプについては、一般的な方法と同じく水と一緒に飲むようにします。
CBDを摂取する主な方法は、述べたように下記がありますが、それぞれの詳細は下記の記事を参考にしてみてくださいね。

CBDオイルは液体タイプが商品として多く出回ってはいますが、ペーストタイプや結晶タイプなどもあります。
CBD含有量をチェックして自分にあった商品を選ぶようにしましょう。
・CBDオイルを直接口に入れて飲む際の最適な方法
CBDの吸収率を高めるのに最適な飲み方は下記のとおりです。
★舌の下にオイルを垂らし、90秒ほど飲み込まずにキープして浸透させてください。口内の粘膜は栄養成分を吸収するとともに舌の下には毛細血管が集中しています。なのでCBDが消化器官を経由することなく直接血流に取り込まれるのです。最後にオイルとどめた後、ごくんと飲み込んでください。
CBDオイルの味が苦手という人は、飲料や食べ物に混ぜてしまうのもOKです。ただしCBDをその場合は、胃腸などの消化器官を通るので、酵素分解されてCBDの吸収率が下がる可能性が高く、またその効果が表れるまでは口からの摂取よりも少し時間がかかります。

苦い味なので苦手な人もいるかもしれません。
良薬は口に苦し・・ではありませんが
心身の健康のためにも、できるだけ口の中の
舌下に垂らす方法をオススメします。

これは一体どのような意味なのでしょうか?
通常、1本のCBDオイルに含まれるCBD含有量は、〇〇mg、〇〇ml、濃度○%などのような表記で書かれています。
〇〇mgの場合、表記されている量がそのまま1本のオイルに含まれるCBDの総量になります。
一例ですが、下記の写真はCBDオイル300mg、3%のものです。


こちらの商品は、オイル1瓶に含まれるCBD総量が300mgのものです。オイルが10mlの商品なので、10mlの中に300gのCBDが含まれているということですね。
CBD濃度○%表示の場合、オイル1mlあたり、その数字の10倍(mg)のCBDが含まれています。仮にCBD濃度が3%の場合は3×10=30mg/1ml、10%であれば100mg/1mlになります。
例えばCBD成分量500mgで9,980円というCBDオイル製品の場合、CBD1mgあたりの値段は9,980円 ÷ 500mg = 19.96円/mgとなります。
CBD1mgあたりの値段を計算するとよく分かります。CBDオイル1本にどれだけのCBDが含まれているかを購入前に計算するようにしてみましょう。
そしてよく見かける「純度」の表示ですが、CBDオイルにおける純度とは「どれだけ精製されたCBDであるのか?」という意味になります。
精製とは、混合物を純物質にする工程、あるいはその技術や方法のことです。CBD成分の抽出により得た化合物は、いくつかの化合物の混合物であるため、単一で純度の高いものにするために精製を行っています。
純度99%という商品は精製工程をしっかりと行い、CBD成分のみを極力抽出したものであるということになります。特にアイソレートタイプ(粉末結晶クリスタル)のCBD商品であれば「99%」という超高純度なものが多いですね。

少しでも疑問、不安を感じたら成分分析表を確認することをお勧めします。
きちんとした会社は、自社製品を第三者機関などに検品してもらっているのが普通です。
下記はオーストラリアで上場している企業であるエリクシノール社のCBDオイル製品分析表の一部です。

また一般社団法人日本薬用植物研究推進協会では、CBDオイルの製品検査なども有料で請け負っています。CBD検査であれば3万〜5万程度、農薬や重金属などの詳細検査であれば8万円程度で検査をしてくれるようですね。
◎眠りの質を上げてくれる
CBDは睡眠障害の軽減、不眠症への対策、睡眠の質の改善に有効であるとの研究報告があります。CBDは人々のストレス軽減に役立ち、睡眠の質を改善するとのこと。
◎皮膚の状態を良くしてくれる
ニキビ、乾癬、湿疹、アトピー、乾燥肌などの皮膚症状を軽減する可能性があることが報告されています。そして保湿剤として使用することが可能で、皺(しわ)を減らす、しわが出てこないようにすることが出来るとも言われています。乾燥したり炎症を起こしたりしている皮膚を滑らかに柔らかくしてくれます。
◎不安感、精神的症状を緩和してくれる
CBDには不安感や精神的な影響を緩和する作用があり、鬱病(うつ病)に伴う症状も和らげるとの研究結果があります。CBDは人間の心を平和にし、気分を穏やかにしてくれます。
◎痛みや苦痛をやわらげてくれる
海外での研究では、CBDが慢性疼痛や炎症などを緩和、症状をおさめてくれるような結果が公表されています。CBDは、脳や免疫系に作用するので免疫系の痛みや炎症にも効果的です。
肝臓の薬物代謝などへの阻害、パーキンソン病の人には身震いの増加が見られるため、肝臓疾患がある人やパーキンソン病の人は使用を控えた方がベター。また低血圧の方も注意が必要で、頭のふらつきなど発生することがあります。眠気を起こすので摂取後に車やバイクなど、運転をする際は特に注意するようにしましょう。

CBDオイルは種類によって、CBD含有量が違います。
含有量が多い、濃度が高いものは効果が現れやすいですが、逆に
副作用も出やすくなります。
初心者の方は、含有量や濃度が低めのCBDオイルを使用することをおすすめします。
注意すべきこともありますが、CBDオイルにはメリットも多々ありますので情報を知ったうえで自分にあった製品を選ぶようにしましょう!

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