アメリカのドラッグストア大手がCBD製品の販売を開始するそうです。
米国の小売ではCBDオイルなどのCBD商品の販売が拡大しており、ついにドラッグストア大手のアメリカのCVS(CVS/pharmacy)が、一部の店舗でCBD商品の販売を開始すると発表しました。

アメリカではCBD製品が普通にドラッグストアで買えるようになるんですね。
それだけ売れると見込んでのことなのでしょう。
大麻関連企業の鼻息もあらそうですよね!
大手ドラッグストアのCVSは先週、800店舗以上でCBD製品の販売を開始すると発表し、同社の株価も上昇したそうです。CVSは米国とカナダで株式上場をしていてマサチューセッツ州に本拠地を持つ大麻(ヘンプ)製品メーカーである「Curaleaf」とパートナーシップを結ぶとのこと。


気軽に薬局やドラッグストアでCBDオイルが購入できるのは素敵ですよね!
このリリースの後に、CVS(CVSファーマシー社)の競合でもある「ウォルグリーン」も、さらにCVS以上の広範囲でCBDプロダクトの取り扱いを開始すると発表しました。
3月27日の報道によると、ウォルグリーンは全米9州の約1500店舗で、CBDを含有する皮膚クリームや湿布、CBDオイルやスプレーなどの販売を開始するのだそう。
ウォルグリーンが取り扱うCBD製品の名称は明かされていないが、同社は今後、オレゴンやコロラド、ケンタッキー、ニューメキシコ、テネシー、バーモント、サウスキャロライナ、インディアナ、イリノイの店舗で販売を開始するそうです。

「ウォルグリーン」について
・1901年イリノイ州シカゴで創業。全米屈指のドラッグストアチェーンであり店舗面積も広く、1店舗の平均売上高は850万ドルにもなります。
特徴としては従来のHBC(ヘルス&ビューティーケア)から、健康美容商品と日常生活用品のデスティネーションストアというコンセプトを掲げたHDL(ヘルス&デイリーリビング)に転換に成功。
食品販売やイートインカウンター、ビューティーコーナーを設置し、主に高価格帯の化粧品の品揃えにも力を入れてます。
専門性の高いコスメティシャンの配置により、地域のヘルス&ウェルネスセンター機能とコンビニエンスストア機能を大きく取り入れているのが特徴です。
マサチューセッツ州に本社がある大麻関連企業であるCuraleaf(キュラリーフ)。この企業が生産するCBD製品は、厳選された米国栽培大麻(ヘンプ)から精製され、ラベンダーやレモン、ジャスミンなどのエッセンシャルオイルが加えられており、ドロップやローション、ソフトジェル、使い捨てベイプ(VAPE)などがあります。
現在のCuraleaf(キュラリーフ)の時価総額は約23億ドル(約2540億円)と、米上場の大麻関連企業としては3番目の大きさであり、大手投資会社ブラックロック(BlackRock)のファンドもCuraleaf(キュラリーフ)に投資しており1100万ドルほどの持ち分があるようです。
とても将来性のある大麻関連企業として認識されているのだそう。

ちょっと他も気になったので、アメリカ・カナダの大麻関連企業について調べて見ました。
- Canopy Growth(カナダ) 8,300万ドル
- Aurora Cannabis(カナダ) 4,760万ドル
- Trulieve Cannabis(アメリカ) 2,830万ドル
- KushCo Holdings(アメリカ) 2,530万ドル
- Aphria(カナダ) 2,170万ドル
- MedMen Enterprises(アメリカ) 2,150万ドル
- Curaleaf(アメリカ) 2,140万ドル
- Charlotte’s Web Holdings(アメリカ) 1,770万ドル
- Green Thumb Industries(アメリカ) 1,720万ドル
- CV Sciences(アメリカ) 1,360万ドル
1位のCanopy Growth(キャノピー・グロース)は、カナダの大麻製造メーカーでニューヨーク証券取引所上場している業界最大手の大麻関連企業。
コロナビールを持つコンステレーション・ブランズから38億ドル(4258億円)の出資が入ったことでも有名です。
ジャマイカ、コロンビア、ブラジル、チリ、ドイツ、スペイン、デンマーク、チェコ、南アフリカ、オーストラリアなどで事業展開中です。
2位はカナダの医療用大麻製造メーカーのAurora Cannabis(オーロラ・カンナビス)。
こちらもニューヨーク証券取引所上場しており、業界2位の大手企業になります。

基本的には、このTOP2企業が売上ランキングの不動の1位と2位であり、TOP3位以下が入れ替わることが多い印象ですね。
変わったところですと、6位のMedMen Enterprises。アメリカ大麻小売業で店頭取引市場に上場し、おしゃれな店内インテリアでブランディングを確立させている大麻関連企業です。最近急成長をしていますね。

このMedMenは下記のようにアパレル製品も生産しているようです。
大麻関連企業のイメージとは、ほど遠い感じがしますよね。オシャレでクールな大麻小売業者に驚きです。

あの清涼飲料最大手メーカーであるコカ・コーラ社(米国)が、大麻(マリファナ)入りの飲料事業への参入を検討しているのだそうです。
先ほどの売上ランキングで第2位のAurora Cannabis(オーロラ・カンナビス)と飲料開発について協議しているとBNNブルームバーグテレビジョンが報道していました。
コカ・コーラは事業の多角化を進めており、51億ドルを投じてイギリスのカフェチェーン「コスタ・コーヒー」買収を発表するなどしています。
そして過去10年間にわたって、果汁飲料やお茶、ミネラルウオーターなど、製品のラインナップを広げてきました。
その流れもあり、コカ・コーラは大麻草から抽出されるCBD(カンナビジオール)配合の飲料に関心を寄せていると思われます。
コカ・コーラ社の広報担当ケント・ランダーズ氏はブルームバーグ・ニュースに対して「健康機能性飲料の成分としてCBDの成長を注視している。この分野は急速な進化を遂げているが、現時点では何の決断も下っていない」とする声明を出したそう。CBDドリンクに特別な関心を持ち、市場参入する意向は持っていると言えそうです。
また、ZIMA(ジーマ)などのお酒を出している酒メーカー、アメリカの「モルソン・クアーズ」は、カナダで大麻ドリンク・大麻飲料を開発するために、カナダの大麻栽培会社と合弁事業を立ち上げたそう。
さらに「ギネス」ビールなどのブランドを擁する英国のディアジオが、カナダの大麻栽培会社の複数社と取引を協議していると報じらています。オランダのハイネケン傘下の米クラフトビール会社ラグニタスも、カリフォルニア州で「Hi-Fi Hops」というカンナビス成分入りの炭酸飲料を発売しています。
これらのように清涼飲料メーカー、お酒などの飲料メーカーが、こぞってCBDドリンク、大麻入り飲料について多大な興味を持っていることがわかります。恐らく製品化を内々で進めているようにも感じますね。

ある日を境に一気に市場へ投入、浸透しはじめて多くの飲料メーカーがCBDドリンクの競い合いを始めるのかも・・

大麻入りドリンク・大麻飲料・CBDドリンクを大々的に発売する大手小売チェーンも出てくることでしょう。
日本では、まだまだこのような状況になるとは思いませんが、もしアメリカで普及がはじまると、日本も反応が早いですから、一気に国内でも普及してくる可能性はありますよね。

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