最近何かとWEBサイトや雑誌なんかで、耳にしたり目にしたりすることも多いキーワード「CBD」について
「え? CBDってなに??」
という方も実際には多いのではないでしょうか?
もしCBDについて、あまりよく知らない人に質問をしたら下記のような回答が返ってくる可能性も高いです。
「あ、えーっと、あの大麻(マリファナ)のやつでしょ?」
なんて言われるかもしれません。
では「ヘンプシード(麻の実)オイル」と「CBDオイル」とは、何が違うのでしょうか?
ヘンプシードは七味唐辛子にも入っていますし、ヘンプシードオイルもオメガ3、オメガ6が豊富に含まれている人気の健康食品です。
ちなみにヘンプシード(大麻の種)オイルは、とても多くの必須脂肪酸(オメガ3やオメガ6など)を含んでいるため、人間の免疫力を高め、肌や髪などの艶が良くなり、脳にも良い影響を与えると言われています。
では、これから「CBD」を理解していただき、良き判断、正しい知識を得ることを目的としていただきましょう。
CBD研究を専門とする「オアシス先生」と美容と健康には目がない「leafちゃん」に登場していただきます!

こんにちは。
CBDを研究しているオアシスです♪
なんでも聞いてくださいね♪

オアシス先生、CBDとは何なのですか??

CBDとはカンナビジオール(cannabidiol)の略称ですね。植物の麻(アサ)に含まれる「植物性カンナビノイド」という化学物質のひとつを言います。
麻・大麻草(ヘンプ)に含まれている植物性カンナビノイドは114種類も存在すると言われています。その中でも有名なのが「THC(テトラヒドロカンナビノール)」と「CBD(カンナビジオール)」。
「THC(テトラヒドロカンナビノール)」は人間の精神に変容や影響を与えることが研究のうえ判明している物質で、世界中で使用も保持も禁止されているケースが多いです。いわゆる多幸感・精神的にハイとなる物質なので保持利用禁止を受けているのです。
一方で、植物性カンナビノイドのなかで薬理効果の有効成分として活用できると多くの人々から注目を集めているのが、このカンナビジオール(CBD)なのです。

そうなんですね。
ということは、CBDオイルはTHCというラリってしまったり、ハイになってしまったり、すごーく気持ちよーくなるような物質は含まれていないということですか?

そのとおり♪
CBDには人間の精神に影響を与える成分は一切含まれていませんし、この成分を産業用大麻から安全に抽出し、人間が飲用できるよう加工したものがCBDオイルですね。
※現在CBDオイルには、CBDの含有率が数%の「 一般向け」と20%以上の含有率がある「 医療用」の商品が存在しています※


ここで「植物性カンナビノイド」について、もっと深く見ていきましょうね。
そもそも「カンナビノイド」は人間にもともと備わっている機能なんです!
そのことを「内因性カンナビノイド」と言います。
★内因性カンナビノイドについて★
もともと私たちの身体には、エンドカンナビノイドシステム(ECS)と言われる身体の恒常性、バランスを保つために働きかける調整機能が備わっています。このエンドカンナビノイドシステム(ECS)が、食欲、睡眠、痛み、免疫調整、老化、神経、認知や記憶に関する機能などを調整しています。
エンドカンナビノイドシステム(ECS)は「内因性カンナビノイド」と結合する「カンナビノイド受容体」の2つセットで構成されています。カンナビノイド受容体とは、ひと言で表すとカンナビノイドを受け入れる器のことです。
このカンナビノイド受容体にはCB1とCB2の2種類があり、CB1は脳を構成する中枢神経、CB2は免疫系の細胞にあります。
人間はストレスや老化により体内のECS機能が低下していくことで、カンナビノイドが欠乏していき、様々な疾患につながることがわかっています。
大麻草からとれる成分「植物性カンナビノイド」の一種であるCBD(カンナビジノール)を摂取することが「内因性カンナビノイド」の代わりとなり補ってくれるので、ECSの機能を活性化することができると言われています。

なるほどー。
人間が生まれつき持っている「内因性カンナビノイド」はストレスや老化で失われていくと病気に繋がったりする。
だから失われたカンナビノイドを植物から抽出したもので摂ってしまおう!という方法なんですねー♪

あれ??
THCは含まれていなくてCBDだけを抽出したオイルが「CBDオイル」ということは理解したんだけど、そもそも大麻から抽出することは法律違反なんじゃないの?

そこは安心してくださいね。
基本的に国内で販売されているCBDオイルは合法です♪
でも注意すべき点もありますのでお伝えしますね。
★CBDオイルの違法性について★
一般的に「大麻(ヘンプ)」と聞くと、日本では違法ではないか??と思う人も多いのですが、国内で使用されているCBDは、日本の法律で所持・利用が禁止されていない部位の茎や種から作られています。
※日本の大麻取締法では規制対象とすべき「大麻」については、「大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品のこと。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く)並びに大麻草の種子及びその製品を除く」と定義しています。つまり、規制されるのはあくまでも大麻の花や草であり、「茎」や「種子」からとれた成分は国内では規制対象外としているのです※
ちなみに上記で触れた「 ヘンプシードオイル(麻の実)」は、その名のとおり種子(シード)が原料です。また、CBDオイルは主に花や葉、茎などから抽出されていますが、国内で使用されているものは大麻の茎から抽出されたものになります。
なのでCBDオイルもヘンプシードも国内での使用・保持は合法となるのです。
日本で流通しているCBDオイルは、国内生産のものは基本的に存在しません。日本国内では「大麻取締法」が制定されているので、CBDオイルの原料となる産業用大麻を企業や個人が自由に栽培することは法的にも認められていません。
もちろん国に対して栽培目的を申請し、許可を受ければ栽培することは可能ですが、今まで国内でCBDの抽出のみを目的として栽培の許可がおりたことはありません。
そのため現在の日本では、CBDオイルを使用する場合は海外生産されたものに限られてしまうのです。
ただ、あたりまえですがこのCBDオイルを輸入するにも規制が存在します。日本国内でCBDオイルを販売するには「THCが含まれていないことを証明する成分の分析表」や「オイルの製造工程に問題がないことを証明する写真・文章」などを厚生労働省に提出する義務があります。

つまり日本では成熟した大麻草の茎や種からのみ採れるCBDしかダメなんですね。
そしてCBDオイルを輸入する際も、THCが含まれていないことや花穂や葉っぱなどから採取したものでないことを証明する必要があるということなんですよね?

ピンポーン♪そのとおり!
つまり正規に輸入したCBDオイルなどの商品でないと違法となる可能性があるのです。
特に注意しないといけないのは、個人が海外から輸入して国内販売したものを買った場合。海外では合法であっても国内法では違法となる(THCが含まれているなど)商品を個人が販売しているケースがあり、それを購入した人が逮捕された・・なんて事例もあるのです。
海外輸入のCBD商品を購入する場合、きちんと国内での検査、厚生労働省などの許可を得られてるか?などの確認をおすすめします。海外で大丈夫なんだから日本でもOKでしょ・・と安易に思うと痛い目にあってしまう可能性があります。
メルカリやオークションなどでCBDオイルを小分けして販売する個人の方も見られますので、より一層の注意が必要です。なぜなら小分けして瓶詰めして販売されている場合などは、元の商品が何なのか?が全く不明となるからです。
オイル以外にもCBDリキッド、CBDクリームなど他のCBD商品も含め、違法であるTHCが少しでも含まれていないか?を確認して合法な商品を利用するようにしましょう。

CBDオイルは、正式に販売許可を得ている正規輸入代理店や正規輸入販売店で購入するのが一番安全と言えるでしょうね。

そうなんですね♪
ありがとうございます!
リスクを知ることも出来たので注意しますね。

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