旅行者がアメリカで大麻を吸うのは大丈夫なのでしょうか?
近年、カナダやアメリカなどを中心に嗜好用の大麻(マリファナ)が解禁されていることはご存知かと思います。
アメリカでも30の州で大麻利用の法案可決がされており、今やロサンゼルスやサンフランシスコ・サンディエゴなどの大都市を擁するカリフォルニア州なども嗜好用大麻がOKとなっています。

これって旅行者である日本人が購入することができたりするのでしょうか?
leafちゃんのようなご質問も多くいただくので、今回はそこにフォーカスしてみました。
2016年にカリフォルニア州での住民投票で57%の賛成を経て可決された法案である「Adult Use of Marijuana Act(Proposition 64)」。
これは2018年1月より実際に施行されました。主な目的は違法な大麻の流通を規制して、きちんと管理、課税をするためです。
この法案により課税した税金は、青少年プログラム(薬物教育なども)へ60%が使われ、20%が環境保全や公衆の安全のために使われるのだそうです。

一番の目的は、違法でアンダーグラウンドに資金が流れることも多い大麻(マリファナ)の流通網を整備して、管理と課税をすることにありますね。
では、普通にLAなどカリフォルニア州への旅行について、大麻に関係のありそうな部分を確認してみましょう。
まずは大麻(マリファナ)利用の条件についてです。
購入履歴は記録される

必ず21歳以上であることを証明するものが必要みたいですね。
カリフォルニア州は、ロスをはじめとして観光地として世界的にも有名な場所を持っています。当然ですがそこに訪れる世界中の観光客による大麻(マリファナ)利用も視野に入れていることは間違いないと思われます。
21歳以上であることを証明するものについては、必ず写真の入った身分証明書が必要とのことですので、旅行者はパスポートがあればOKであるのですね。
しかしカリフォルニア州政府としても、連邦法では大麻(マリファナ)は禁止としている建前上、おおっぴらに世界中の人へ向けて「マリファナを吸いに来てくださいねー!」とは言えません。
そしてカリフォルニア州での大麻(マリファナ)販売所は都市エリアには多数あるようですね。
当たり前のことになりますが、たとえアメリカ国内の飛行機であっても機内持ち込みは絶対に辞めておきましょう。
米国の国内でも連邦法では違法ですし、合法としていない州もまだ沢山あります。もし税関などで見つかると面倒になる可能性が高いと思われます。
そして何よりも重要なこと、日本国内への持ち帰り行為は絶対に辞めてください。大麻取締法により、日本に持ち帰ったら即逮捕となります。
帰国の前夜は、ホテルで荷物をすべて調べてください。荷物の隙間に挟まってないか?念入りに調べるようにしてください。
日本でも多くのCBD製品が輸入されて、美容健康に敏感なアーリーアダプターから多くの支持を得ていますよね。
しかしCBDの日本への輸入、販売には厳しい法規制があることを理解しておきましょう。

基本的には、CBDを国内へ輸入したり、販売をする場合には下記の2つの法規制を受けることになりますね。
★大麻取締法
大麻草の葉、花、茎の樹脂を原料及びその製品する製品の栽培、所持、使用、販売は違法です。(許可を得た者を除く)
成熟した茎、種子の原料及びその製品の栽培、所持、販売は合法。
★麻薬及び向精神取締法
大麻に含まれるTHC(テトラヒドカンナビノール)の所持、使用、販売は違法です。日本国内では、THC 0.3%未満でも違法となります。
現在、国内に流通しているCBD製品の一部では、偽装の書類で通関しているものもあり、上記法律に抵触している可能性がある製品もあるとの噂があります。
そのような製品を消費者が知らずに購入して、利用した場合でも、上記法律の違反として処罰される可能性があります。
実は下記のニュースのように、世界的に様々な製法により大麻成分を合成する研究が進んでいます。
人類は、数千年前から酒の醸造やパンの発酵などに酵母を利用してきたが、このほど酵母を遺伝子操作して、大麻(Cannabis sativa)の成分であるカンナビノイドを作ったことが報告された。カンナビノイドは、薬理作用や、時には精神作用特性を示す一群の化学物質である。
また最近ではオレンジから抽出したCBDも存在しているようです。
大麻を原料としないCBD生合成(Bio-Synthetic)の研究が第2フェーズとして進んでいるとのこと。

このようなCBDでは大麻(マリファナ)由来ではないので、日本では完全合法になると言えますよね。

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